【ディジュリドゥ】って何ですか?
「ディジュリドゥ、やったら良いよ」
占い師から、そう言われたうちの奥さん。
「なんですか? ディジュリドゥって!?」
「楽器。あんたネイチャー系だから、良いと思う」
「どんな楽器ですか?」
「知らん。行ってみたらいい。大阪や。行けるやろ?」
こんな雑な会話で始まったディジュリドゥ。
よくわからないから行ってみました。
大阪でディジュリドゥを見るにはどこに行けば良いの?
ディジュリドゥという言葉を聞くのも初めてなくらいですから、それがどこにあるのか? どこに行ったら見られるのかなんて分かるはずもありません。
結局その占い師に聞いた場所に行ってみることにしました。
大阪市は大正区。
Avalon Spiral(アバロン スパイラル)というのがお店の名前らしい。
ネットで調べて車を転がして……。
ナビにセットした住所に行ってみたけれども、それらしいお店が見つからない。
あるのはカレー屋さん? ネパール料理のお店くらいで、お店の名前も違う。
途方にくれそうになりながら、うろうろ、ぐるぐると歩き回っていたら、ネパール料理のお店の大将らしき人が外に出てきて声をかけられました。
「何か探してるデスカ!?」
「ええ、この辺りに楽器屋さんがあるはずなのですが、ご存知ないですか?」
「ああ、それ、うちの2階ネ! コッチコッチ!!」
大将に案内されて、ようやくぶ無事に辿り着くことが出来ました。
ディジュリドゥを見る
お店の奥の階段から2階に上がると、観葉植物がたくさん置かれた先に、それらしきお店がありました。
「デカっ!!」
ディジュリドゥ。
どうやら、南の大陸、オーストラリアの原住民、アボリジニが使う楽器なのだそうです。
作り手によって色や柄もまちまちで面白く、芸術的でもありました。
そのディジュリドゥ、たくさん置かれていましたが、思ったよりも大きかったです。
大きいというか、太くて長いっ!
巨大な尺八のようでもありますが穴はなく、全く別の何者かでした。
ただ、しいていうならば、サッカーのワールドカップで見たブブセラを思い出させるそんなイメージの楽器でした。
そして何かが始まった
「ちょっとだけ吹いてみたいな」
そう思ってしまった。
どうやら簡単に音が出せるようなものではないらしい。
コツなのか? なんなのか?
試し吹きに苦戦しているかみさんを見て、なんだかメラメラと闘志が湧いてきてしまった。
「まさかの、万が一、俺、吹けるんじゃね?」 みたいな思いが、一瞬にして頭に浮かび上がりました。
だいぶ苦戦したものの、
そしてまさかの音が鳴る!
嬉しい。
楽器なんて、この人生の中でまともに使ったことがなく、小学生の頃のピアニカは、ホースに鉛筆に穴を開けて遊んでいたら、音が鳴らなくなり、同じくリコーダー、縦笛は、武器としてしか使ったことがないままに、同級生との戦いで折れてしまって、まったく楽器には向いていない、縁がないものだと思っていましたから、そんな自分にも音を出すことが出来て
嬉しくて仕方がありませんでした。
人生を変える楽器
このディジュリドゥ、店主の三上さん曰く「人生を変える楽器」だそうです。
三上さん自身、前職は全く畑の違うお仕事をされていらっしゃったにもかかわらず、今はディジュリドゥの奏者で、この楽器店の店主というわけです。
そんなディジュリドゥにも興味が湧きまして、三上さんに教えを乞いながら、ディジュリドゥの練習を初めてみることにしましたとさ。
というわけで、今日もおせっかい様でした。
おせっかいコンサルタントより(╹◡╹)♪