結婚式のスピーチに使える例文はコレ!友人へ上司から部下へ【祝婚歌(しゅくこんか)】吉野弘さんの詩がステキ!

photo-【祝婚歌】吉野弘

【祝婚歌(しゅくこんか)】吉野弘

祝婚歌、ご存知ですか?

詩人、吉野弘(よしのひろし)さんの詩です。

結婚式のスピーチを頼まれた時に・・・

突然、結婚式のスピーチを依頼されたらどうするのか?

良い例文をお探しのあなたに朗報です!

これが例文!

何も思いつかなかったらどうするか??

そもそも文章なんて作れない!!

時間もないけど、才能もない!

そんなあなたにおすすめです。

「祝婚歌」を朗読する!

なんとか乗り切って下さい!笑

吉野弘(よしのひろし)さんについて

学校の教科書にも掲載されるような詩を書く、詩人さんです。
科書の中で、私が好きな詩【夕焼け】も吉野弘さんの詩
教です。

そして、【祝婚歌】

若い子には「夕焼け」を呼んでほしいし、大人は「祝婚歌」に触れるべきです。

「祝婚歌」吉野弘

祝婚歌(しゅくこんか)  吉野弘
 
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

吉野弘さんはすごい人

著作権に関する考え方について、吉野さんははっきりしています。

「民謡みたいなもの」とおっしゃってくれています。

早坂: 吉野さんは「祝婚歌」を「民謡みたいなものだ」とおっしゃっているように聞いたんですけど、それはどういう意味ですか。
 
吉野: 民謡というのは、作詞者とか、作曲者がわからなくとも、歌が面白ければ歌ってくれるわけです。だから、私の作者の名前がなくとも、作品を喜んでくれるという意味で、私は知らない間に民謡を一つ書いちゃったなと、そういう感覚なんです。
 
早坂: いいお話ですね。「祝婚歌」は結婚式場とか、いろんなところからパンフレットに使いたいとか、随分、言って来るでしょう。 ただ、版権や著作権がどうなっているのか、そういうときは何とお答えになるんですか。
 
吉野: そのときに民謡の説を持ち出すわけです。 民謡というのは、著作権料がいりませんよ。 作者が不明ですからね。こうやって聞いてくださる方は、非常に良心的に聞いてくださるわけですね。だから,そういう著作権料というのは心配はまったく要りませんから....
 
早坂: どうぞ自由にお使いください。
 
吉野: そういうふうに答えることにしています。
 
引用:「人生の達人たちに学ぶ~渡る世間の裏話」早坂茂三

「著作権への配慮は不要」と言ってくれているのです。

凄い方ですね。



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