大人のおもちゃサイバーショット
「はい、チーズ!」
「ぱちり!」
【サイバーショット】って知っていますか?
ソニーのデジカメ(デジタルカメラ)なのですが、その初号機を知っていますか?
デジタルカメラの楽しさを教えてくれたサイバーショット(DSC-F1)から始まる譜系に興奮せずにいられません。
サイバーショット初号機【DSC-F1】が完璧だった件
なにせ初号機が楽しすぎました。
デジカメ創世紀。
1996年10月10日発売のサイバーショット初号機【DSC-F1】の何が凄かったかって?
「フィルムカメラをデジタルにしたんじゃないんだ!」
「デジタルであるからには、デジタルであるがゆえの新しい楽しさを盛り込まずにどうするんだ!」というソニーの意気込みが感じられたこと。
1)抜群の携帯性!
手のひらで収まるサイズ!
コンパクトで持ち歩きやすい手軽さ。
大きさは使い捨てカメラの「写ルンです」以下。
実はちょっとした隠し撮り的な使い方にも活躍可能でした。
シャッター音規制前の機器ですしね。
2)見えるんです!
1.8型の背面液晶モニター付きで、映像を確認しながらの撮影が可能。
再生機能もあるので、現像しなくてもその場で上手く撮れたかどうかの確認が出来てしまう。
チェキじゃないけど、その場で仲間と写り具合をシェア出来る。
3)事実上のバリアングル!
そしてなんといっても、秀逸だったのは180度回転するレンズ部分。
これが画期的だった!
今や当たり前になった自撮りも、当時、このサイバーショットの登場で可能となったのだ!
素敵女子や仲間との2ショットが新鮮で、衝撃的でした。
4)カッコイイ!
アルミっぽい金属ボディがかっこよくて、いつも離さず持ち歩いていました。
充電式で、ストロボも内蔵。
仕事でも、時々現場写真を撮る必要があったので、凄く重宝しました。
そりゃ今となっては見劣りするよ
スペックを見たらね、たしかに見劣りすると思うのです。
今のハイスペックマシンと比べたらねぇ・・・。
画素数:1/3型35万画素CCD
レンズ:4群5枚4.8mmF2固定焦点
定価:88,000円
内蔵メモリ:4MB!
そう、内蔵メモリ4MBですよ。
まだ可搬媒体、外部メモリを採用していない時代なのです。
今どきのデジカメ写真なら1枚分!
いやぁ、時代は変わりましたね。
実は2号機
実は私が所有していたのは2号機で【DSC-F2】という型式のものでした。
しかし、パット見は初号機と瓜二つで、マニアにしか違いはわからないと思います。
(仮面ライダーの1号と2号よりもわからないと思う・・・)
2号機のスペックについて見てみると、
35万画素CCDと内蔵メモリ4MBは変わらず、処理速度の向上、稼働時間改善などのマイナーチェンジが図られた模様。
記録可能枚数:108枚(エコノミー)、58枚(スタンダード)、30枚(ファイン)と、このあたりが時代を感じさせます。
大事な映像はファインで、メモリ残量が怪しくなってきたらエコノミーに変えてとか省エネ戦法で使っていました。
今でこそスマホがあるけれど・・・
携帯性とか、自撮り可能とか、今ならスマホがあるから誰にでも出来てしまいますけれど、昔はサイバーショットを持っているのは、それだけで優越感がありました。
でも、真面目な話、自撮りの文化を提唱したのはサイバーショットなんじゃないかと思うわけで、デジタル文化への貢献度がすこぶる高いカメラだったと言えます。
ポケットに入れて持ち運んでも、少々ぶつけたりしても、スマホと違って画面が割れそうな気がしなかったし、かなり便利なグッズだったと思います。
サイバーショットってシリーズはその後もたくさん発売されましたけれど、初号機、2号機、3号機あたりまで、180度回転レンズ機が良かったです。
今のテクノロジーで、再販されたら、ノリで買っちゃうかもしれない。
大好きな、大人のおもちゃでした。
サイバーショットについてもっと知る
いやぁ、懐かしい! そう!このストラップ!
使い勝手の良い、ポーチのようなケース!
α7シリーズの歴史も・・・
そうそう、最初はミノルタさんでしたよね。
勉強になります。
カメラのレンタル
カメラも買うと高い!
今、レンタルも出来るので、卒業旅行や新婚旅行用、ドライブやツーリング用に借りるのもありかもです。
GoProとか、使ってみたいけど手が出ない。
そんな人にはレンタルがオススメ。
ジンバルもあるので、動画クリエイターデビューも出来るかな!?
次は、あなたのオススメも教えて下さいね。
というわけで、今日もおせっかい様でした。
おせっかいコンサルタントより(╹◡╹)♪